女性ならではの働き方をご経験
愛知県にある大学を卒業後、地域の方々との交流が必須である企業へ入社。常にコミュニケーション能力を意識し、真摯に業務に取り組んできたTさん。
その後出産・育児を経験。数年のブランクを経て、培ってきた業務への知識とスキルを活かし営業職という新たなステージへと足を踏み出した。
タフな業界を乗り越えてきたTさんはチャレンジ精神が強く、「女性だからこそ」「女性ならでは」の視点から数多くの実績を積み上げてきた。
例えばお客様先の商品勉強会に積極的に参加して商品の良さを実際に試してみたり、お客様との会話を糸口にし小さなところを着目し実践したりする。
「相手の立場に立って、相手が伝えたいことを先回りして理解をする」
それはご経験されてきた育児からでもあり、そして多くの人々との交流から得たスキルである。誰かに寄り添うという簡単に見えてとても難しいこのスキルを習得するためには、並々ならぬ努力が存在していただろう。
そんな中で、常に視野に入れていたさらなるキャリアアップを描くため、今回の転職活動をスタートさせた。
キャリアアップを視野に入れたチャレンジ力
今回の転職活動では異業種異業界にも応募しようかと考えるぐらい行動力のあるTさん。そんな彼女には“目標達成”への強いこだわりがある。
それは今まで経験を積んできた営業という職種からだろうか、定められた目標へと向かう道筋を一から十までしっかりと立てて、実際にそれを成し遂げるまで諦めない根性だ。
今までの経験やスキルを活かし、自分自身が思うこだわりを実現しつつ、新たなキャリアアップのできるステージをターゲットに求人を探し始めた。
そんな中偶然にも出会ったのが名古屋にある中小企業の「新事業立ち上げに伴う営業職」の求人だった。実はこの求人と出会ったのは初めてではなく、何度か目にし友人からも案内されたことがあるらしい。当時は日々の忙しさから案内を受けることはなかったが、今回みらい人材サポートからの声掛けをきっかけに「縁があるのかもしれない」という考えに至った。
また、転職活動への軸をしっかりと定め、ターゲットを絞った中での出会いだったため、改めてその案件について向き合うことが出来たのだ。
企業側の専務と協働で取り組んでいくため、お互いの方向性と協調性が重要になってくる業務内容である。しかしTさんは既にその壁に立ち向かう勇気を兼ね備えていた。
キャリアアドバイザーからの企業説明を受ける段階だったが、その企業の目線に寄り添うことができた。そしてどのように新しいことを立ち上げていくかという策略が既に出来上がりつつあったそうだ。
自分の分身に出逢えた!と語るまでの意気投合
応募に至り、そうして場が設けられた一次面接では、まるで出会うことが必然であったかのような出来事が起こった。
人事担当である専務、求職者共に「仕事に対する姿勢や考え方がとても自分に似ている」と面接中に思い発言にまで至った。お互いにとても前向きで、一次面接だとは思えない朗らかな雰囲気だったそうだ。例えれば数年来の友人に再会したような、その場所で長く勤めていたかのような空気だった。
それはTさんの相手に立場に立ち寄り添って、理解をするという姿勢も大きく影響していただろう。
その後人事の方は当社のキャリアアドバイザーに「自分の分身に出逢えた」と語ってくれた。「新規事業立ち上げ」にはたくさんの苦難が待ち受けるだろう。
その嵐の中を共に戦ういわば戦友になる人材とは、強い信頼関係を築くことが必要となってくる。そんな状況下での「分身に出逢えた」という発言。 今までのご経験と考え方が引き寄せた運命だったに違いない。
担当コンサルタントは初めての感覚だったと語る
面接を終え、今回担当をしたキャリアアドバイザーは「初めての感覚だった」と語った。
長年多くの企業と求職者を繋げていた実力のあるコンサルタントだったが、面接を同席している場でついつい泣きそうになってしまったと笑いながら教えてくれた。
就職活動・転職活動の時によく用いられる「ご縁」という言葉が、こんなにもリアルに実感できたのは珍しい。ついついその話を聞いていたみらいキャリア編集者も高揚してしまった。
まだまだ一次面接の段階なので、気を引き締めていかなければいけないことは多くある。その後どのような道になったとしても、この一瞬を忘れることはないだろう。とコンサルタントは次のステップへ力を注ぐことを忘れなかった。
その後無事最終面接も終えることができ、企業とTさんのご縁が形となり転職が決まった。
女性ならではの視点とチャレンジ力がキャリアアップへの道を引き寄せた
女性ならではの柔軟な視点、困難を乗り越える根性とチャレンジ力が今回の「縁」を引き寄せたのだろうとみらいキャリア編集者は考える。
また、多くの苦難を経験したからこそ蓄えられた知識はもちろん、常日頃から熱心に勉強に取り組んでいた部分も成長へとつながっている。
大学卒業後に経験された、地域の方との交流、育児、タフな業界での営業経験、様々な要素が絡み合い新たな視点でのスキルを生み出すことをしてきた。
最後まで諦めず何事にも全力で向き合い、転職活動の軸をブレさせず活動してきた賜物だっただろう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
手に入れたスキルを次のステップへと成長させることを忘れず、常に前進し続けたからこそ手繰り寄せることのできた転職事例でした。
今まで経験してきたことに無駄なんて決してなく、積み重なったからこそ出会うことができたのだと思います。
転職活動は次のステージへ向かうためのスタートラインでしかありません。ぜひ今までの経験を活かして、新たなチャレンジへと目指してみませんか?
▼転職事例を担当したキャリアアドバイザー