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不可能だと思っていた、接客業から品質管理職への転職。成功の鍵は「大学時代の専門性」をPRしたことだった【愛知県食品メーカー】

業種
仕事内容
年収
転職前
飲食業界
接客業
300万円
転職後
食品(愛知県地元メーカー)
品質管理
270万円
お名前 O様
ご年齢 20代
性別 男性
転職時の年齢 20代
転職活動期間 2017年7月~2017年10月
書類選考数 3社
内定数 1社

「食」に対しての関わり方を変える。漠然とした転職活動の中、一筋の光明が見えた転職エージェントとの面談。

地元愛知県内の大学を卒業後、約6年間飲食店を営むフードサービス会社に入社されたOさん。
大学では「食」に関する分野を専門的に学んできた。“人と食”は切り離せないものであるからこそ、自ら学んだ食に関する知見を活かし、安心安全な食品を提供できる企業に入社したいと考え、外食産業を選択した。

飲食店での業務は、「美味しく・楽しく・安全」な食品を提供して、お客様に満足いただけることにやりがいを感じる一方で、お客様が口にする食品がどのような工程で製造されているのかに興味が沸き始め、転職活動に踏み出した。「食」に対する関わり方を変えるのが転職理由だ。

しかし、Oさんはこれまでの約6年間、飲食店での接客業の経験のみ。「食」対する関わり方を変えたいものの、接客業の経験だけでは何をアピールすればいいかわからない。ただ漠然と求人サイトを閲覧し、ただなんとなくエントリーした活動では思うような成果に繋げられない日々が続ていた。

そんな時、Oさんが受け取った、みらいキャリアからのオファーメールは、「未経験から始められる、食品メーカーでの品質管理職」だった。

求人サイトを通して何社か食品メーカーにエントリーしたものの、実務経験がないOさんはなかなか良い結果になっていなかった。転職活動すら、続けるかどうか迷い出している最中に届いた転職エージェントからのオファーであり、半信半疑で臨んだ転職相談・面談となった。

みらいキャリアのアドバイザーからは貰ったアドバイスは

「職務経歴書にこれまでの外食産業での経験に加え、大学時代に学んだ知識を記すことで、未経験でもその知見を生かして活躍したいことをアピールしてみては?」

という内容だった。

Oさんの職務経歴書は現職の接客業のご経験内容のみが記載されたレジュメだった。Oさんは社会人6年も経験すれば、大学時代の経験なんて無視される。そんな考えがあり、記載していなかったのだ。

Oさんはさっそく職務経歴書の修正に取り掛かかることを約束し面談を終えた。
半信半疑の中で始めった転職面談だったが、終了後は一筋の光明が差し込んだ気がした。

職務経歴書の修正は「転職活動」の原点への振り返り。

職務経歴書の修正作業はただ単に文章を修正するだけでなく、Oさんの「なぜ転職するのか?」という原点に立ち返ることが出来た。

そもそも大学時代、人が生きる上で欠かすことのできない「食」に関することを学んできたこともあり、どのような形であれ食に関わっていきたいと考えていた。だからこそ飲食店での接客業では、「楽しく食事をしていただく」というサービスを提供することでお客様に幸福感を与えることができ、やりがいを感じていた。

しかし、お客様の満足度を追求すればするほど、お客様がより美味しく安心安全に食事をしていただく為に何か自分に出来ることはないのか?と考えるようになっていた。そしてOさんは食品の製造過程に興味を持ち始めた。現職では叶えることが出来ない、食品メーカーへの転職を改めて決断することになった。ただ漠然と転職活動していた頃とは異なり転職活動の軸が明確になった瞬間だった。

みらいキャリアからのオファーメールに案内があった食品メーカー、T社の「品質管理」に正式に応募した。

企業の評価ポイントは「大学時代に学んだ食品化学」と「お客様のニーズを直接の聞いていたこと」

T社の募集は、未経験の方でも応募は可能とはいうものの、食に関する知見がある方を求めていた。

Oさんは大学時代に「食品安全学」や「食品分析学」を学んできた経験があり、T社の品質管理職においても安全衛生を管理するポジションとして、その知見を活かしていただけることが評価のポイントとなった。さらにはこれまでの経験でも飲食業界で活躍されてきたことから、食品を口にするエンドユーザー(お客様)の気持ちやニーズをよく理解している点に関しても評価をいただき、正式に内定を頂くこととなった。大学時代の経験はもちろんですが、現職の飲食接客業の経験もご評価を頂けたことがOさんにとってなによりも嬉しかった。

内定後の年収は現職を下回る結果となった。年収ダウンについてOさんは「自分は未経験であるにも関わらず、食品メーカーでやりたいことがやれるならばチャレンジしたい」と、お金や給与よりも自分自身がやりたいことを優先させた。実務経験がない故に入社に対して不安を抱くのはごく自然なことだが、T社の教育・研修制度が整っていることが後押しとなり、T社からの内定を快く承諾した。

担当キャリアアドバイザーの声

飲食店で就業中だったOさんは「大学時代に学んだ食に関する知識を活かしたい」という希望を抱いて当社にご相談くださいました。

今回の応募職種が食品メーカーの品質管理であったことから、Oさんは実務経験のアピールに加え、大学時代に学ばれてきた専門的な分野の知識もアピールしたことが良い結果を生んだと思います。転職活動を始められた当初はなかなかハードルが高く感じられていましたが、企業が求めている人物像をしっかりと把握して、何が活かせるのかを明確にお伝えいただいたことで、未経験から愛知県の食品メーカーへの転職成功となりました。転職で実現したいことが明確になったOさんなら、近い将来きっとご活躍して頂けると陰ながら応援致します。

今後も本事例のように「未経験ではあるものの、自分の知識や経験を活かして新しい場所でキャリアアップしたい!」とお考えの求職者様のお手伝いができるように努めて参ります。

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