こんにちは!みらいキャリア編集者です。
今回は当社経由で転職成功した、35歳男性のYさんにインタビュー形式でお話を伺いました。
これから転職活動を考えている方や、転職活動に不安を持っている方の参考にしていただければと思います。
はじまりはインフラエンジニア!?不安と期待からスタートした人事としてのキャリア
地元愛知県の大学を卒業後、IT関連企業に入社。入社当時はインフラエンジニアとしてご活躍されていたとのことでした。その後、社内事情で人事(採用部門)にキャリアチェンジされたという珍しい経歴を歩んでこられたYさんの当時のお気持ちを教えてください。
大学で学んでいたことが情報関連のスキルだったこともあり、インフラエンジニアとして約2年間、スキルを磨いてきました。その後、会社として”中途採用に力を入れていきたい”という方針があり、立ち上げ部門のメンバーとして抜擢されました。
当初は「エンジニアとして自分は必要されていないのか?」という不安と、「新しいことにチャレンジできる環境を与えてもらえた!」という期待がそれぞれ半分ずつある状態でした。 立ち上げからということもあり、決められたルールがある訳でもなく、社内への理解度が高い訳でもなく、とにかく右も左も分からない状況でとても大変だったことを覚えています。
人事職としてのやりがいと仕事への熱い想い
不安5:期待5の状態から始まった人事としてのキャリアでしたが、その中で見つけた《やりがい》や《のめりこんだ点》があるとお聞きしました。教えていただいてもよろしいでしょうか?
人事職というのはあらゆる部署や立場の方と関わる仕事です。例えば、会社の経営層、各部署、それから学生や中途採用の求職者などです。 元々、「人と接するのが楽しいな」と感じる性格でしたし、インフラエンジニアとして仕事をしてきたときもいろんな人と業務を通じてお付き合いを続けてきました。
また、人事として仕事を積んでいくと、会社が発展するための重要なセクションであることの実感。それから、入社した人たちがやりがいを持って働く姿に「この採用に関われて良かったな」という気持ちを感じました。 これらの経験から、会社の成長のためにも、まだこの会社に出会っていない人たちに良さを伝えていきたい、という強いやりがいを持ち、人事職としての仕事にのめりこんでいきました。
家庭と仕事の両立が不可能に 家族のために始めた転職活動
教えていただきありがとうございます!その後、人事職としてキャリアをどんどん積んでスキルを磨いてきたYさんでしたが、今回転職することを選択することに…。どのような理由から転職をしようと考えられたんですか?
約7年間、人事として会社に貢献し、直近約3年間は総務に異動して、安全衛生や防災関連など、会社全体を見る仕事に就くことになりました。総務という仕事は非常に仕事幅が広く、次第に家に仕事を持ち帰ることが増え、ワークライフバランスが崩れていってしまいました。 1日3~4時間睡眠も当たり前になり、子どもがまだ小さいのですが、中々家のことを支援もできない状態でした。 家庭の状況や将来的な身体への負担もあり、「このままでは家庭も仕事も上手くいかない!」と思い、転職活動に踏み切りました。
今思えば、メンタルだけは強く体力もあったため、家族がいなければ転職活動はしなかったと思います。 支えてくれる家族がいたからこそ、転職活動を本格的にスタートしようと思えました。
企業研究をしっかりしたからこそ高まった転職への考え
長年の会社への想いも深い中だったと思いますが、ご家庭や将来のためにも転職という決断をされたんですね。それでは、今回みらいキャリアからご紹介させていただき、縁をつなぐことのできた自動車部品メーカーのT社さんについてお聞きできればと思います。
まず、T社さんに興味を持ったきっかけを教えてください。
きっかけは家から近いことでした。通勤時間が短い利点は多くありますが、子どもを保育園に送る手伝いができることや、急な呼び出しにも応じれることがありました。そして、実際に企業研究を進め、アドバイザーさんからいただいた情報を踏まえて、入社したいなという気持ちが高まっていきました。
今回、ご縁となった自動車部品メーカーT社さんは、車の下支えをつくっているどのような時代でもニーズのある企業です。しかし、もしも自動車がなくなった時に生き残れるようにと、常にアイデアを出して新しいことにチャレンジしている会社でした。
また、これまでの人事のキャリアやITの知見、元々親会社がトヨタ関連企業ということもあり製造業のベースの知識はあったため、私のスキルを存分に活かせるのでは?という想いがありました。 幅広い業界の求人を見て活動を進めていましたが、全てを活かせるのはこのT社しかないと希望度が高まったのが選考を進めた理由です。
企業を直接”見る”から分かる社風と働き方のイメージ
T社さんへの企業研究をしっかりされたから、それだけの希望度が高まったんですね。それでは、選考中のエピソード、入社を決めるまでの想いを教えてください。
人事職を経験してきたからこそ分かるんですが、採用企業は求職者にきれいなところだけを見て欲しいという気持ちがあります。だからこそ、実際に企業に訪問し、入社したら関わる人たちや会社独特の雰囲気をいかに感じるかというのが重要となってきます。
きれいなところだけでなく、企業の本質を知って、納得した上で入社を決めないと短期離職や後悔につながるんですよね。
その上で、T社さんはいい意味でガツガツしていないなと感じたんです。例えば残業を強いるという社風ではなく、無理にプライベートは詮索してこないほど良い距離感。会社の方針や経営層がそのような環境づくりをしてきたからこその職場環境なんだろうなと思いました。
素直にいやらしさを感じない印象があり、入社しても安心して家庭と仕事を両立できるのでは?と感じました。
また、企業さんからは私のこれまでの人事や総務経験の評価だけでなく、インフラエンジニアとしての経歴にも興味を持っていただきました。T社さんはまだアナログな業務も多く、IT面を強化したいという想いがあるそうでした。そのため、私のITの知見も貢献しながら、採用業務に携わって欲しいという考えがありました。
そのような企業や人事担当の方の想いを受け取り、ぜひ自分もこの会社に貢献したいなと思い、入社を決めました。
「家族の会話が増えたよね」 入社1週間経過の今を直撃!
T社さんとの縁が実り、先日ご入社された1週間が経ちましたね。実際に入社されての現状の働き方や今後の抱負を教えてください。
ちょっとずつ仕事の引継ぎをしていただいて、今は業務を覚えている状態です。採用だけではなく人事として幅広い仕事を任される予定もあり、大変ですがチーム全体で支え合っていくため、頑張っていかないといけないなと思っています。
入社前に感じていたガツガツしていないという印象もその通りで、皆さん気持ちに余裕を持って相手と接しているため、安心して働くことができています。
仕事を家に持ち帰ることもなく、裁量をもって働けるので定時退社できる日もありますね。妻からは「家族の会話が増えたよね」と言われて、驚きました。以前は家に帰っても仕事のことばかり考えていたのですが、今はメリハリつけて家では家族やプライベートのことを考えられるようになりました。
家族をきっかけに転職活動を始めたため、嬉しい驚きでしたね。
「この企業は合わない?」 みらいキャリアを使ってみての感想
YさんやT社さんにとって、とてもよい縁をつなげたこと嬉しく思います。それでは、みらいキャリアの転職支援サービスを使ってみた感想を教えてください。
他のエージェントとは違うなと個人的には心を打たれたポイントがあります。 それは、当初みらいキャリアさんで掲載されていたH社の求人に魅力を持っており、応募を検討している旨を担当アドバイザーに伝えたところ「Yさんにこの企業は合わないと思います」とズバッと言われたことです。 恐れずに正直な状況を求職者に伝えるって中々できないことだよなと思い、このエージェントは信頼できるぞと感じました。
また、みらいキャリアさんではT社での実績がない中で情報も少なかっただろうに、私のために情報収集に奔走してもらい、レスポンスも早く対応をしてくれました。 求職者一人一人をとても大事に扱ってくれる転職エージェントなんだなと思い、安心して転職活動を支援していただくことができました。
まとめ
人事職として採用に携わってきたからこそ分かる転職市場を把握し、企業を深めて転職活動を成功に導いた30代Yさんの事例でした。
家族との会話が増え、働き方も納得度の高い今後のYさんの活躍が楽しみですね。
みらいキャリアは、東海エリア(愛知・名古屋・岐阜・三重)の製造業・メーカーに特化した転職エージェントです。これまでの転職活動に不安があったり、相談したいことがあれば、お気軽にご連絡ください!
▼転職事例を担当したキャリアアドバイザー