キャリア19年、初の転職
『モノづくりで人のためになる仕事』の想いを
医療機器メーカーで叶える転職ストーリー

はじめは他のエージェントを利用していたのですが、思ったよりも細やかなサポートを受けることができず転職活動に苦労していました。特に職務経歴書の書き方や、応募書類のレスポンスが遅く、書類選考で通過しないことが続きました・・・。これでは転職は難しいと感じ、複数の転職エージェントに登録してみることにしたんです。

その中でもみらいキャリアは、東海エリアとメーカー特化の転職エージェントであるというところに魅力を感じて登録しました。

他のエージェントからは年齢的にも厳しいと言われることが多く、自信を失っていた私に対し、担当の古川さんはとても熱心に対応してくれました。履歴書の書き方から始まり具体的なアドバイスを受け、書類作成も手伝ってもらいました。面接に進むためには書類作成が大切だと実感していたので、古川さんのサポートのおかげで転職活動のスタートラインに立てた気がしました。他のエージェントでは感じられなかった安心感と信頼感があり、各エージェントの初回面談後はみらいキャリア一本に絞ることにしました。

入社後は、自動車用の鋳造の金型設計、品質改善、生産技術の仕事に携わってきました。特に最初の12年間は、ものづくりの楽しさを感じながら働いていました。その後、海外部門で中国製部品の品質チェックを担当し、さらに鋳造事業部で自動車以外の鋳造も経験しました。

この19年間、なぜ続けられたかと言うと、やはり生産技術やものを作る仕事が好きだからです。設計通りのものが形になり、それを目にするのは非常に嬉しく、やりがいを感じていました。 しかし部署移動が続き、新しい部署での仕事は、自分が本来やりたかったものづくりの楽しさとは違いやりがいを見失うことも多かったです。それでも、長年積み上げてきた経験と技術は、自分にとって大きな財産となっています。

仕事のやりがいが減ってしまったことも事実ですが、部署移動がなければ、会社の内情には気づかなかったかもしれません。70代の部長が一人で製造ノウハウを持っていたのですが、会社とのやり取りの中で引き継ぎもなく辞めてしまい、新規設計能力がなくなり売上も激減しました。新たな動きの提案などにも耳を貸してもらえない状況に、将来性が見えなくなってしまいました。 実は、5～6年前に一度転職を考えた時期があったんです。その時は引き留められ転職を断念しましたが、その後も続く異動や楽しさが減っていく状況に、あの時辞めなかったことを後悔していました。

やはりものづくりがしたいという想いが強く、これまでの経験から新しい挑戦をすることで、自分のスキルと経験をさらに活かせる職場を見つけたいと思い今回転職に踏み切りました。

初めての転職活動だったため、様々な不安がありました。 I 社しか知らない私にとって、特に人間関係や自分の能力に対する自信がなく、会社の規模や組織構造にもついていけるか心配でした。どの業界にいっても未経験になりますし、その点も不安でした。

しかし、面接対策でもアドバイスいただいたように面接で突っ込まれた質問に対しては、素直に「できないことはできない」と答えました。それでも採用してもらえたことで少し安心しましたし、やはり古川さんのサポートも大きかったです。年収が100万円ほど下がることになりそうな企業の選考中のことなのですが、私としては内定をもらえるだけでありがたいのではないかと悩んでいたことがありました。しかし、すぐに返答できない私に古川さんが「冷静にじっくり考えてもらって大丈夫です」「辞退しても大丈夫です」と言ってくれたことで、自分の気持ちに向き合い再確認することができました。

正直諦めかけたこともありましたが、何度もやる気を引き出してくれた古川さんのサポートに感謝しています。私のために頑張ってくれる姿勢に本当に助けられ、転職に対する不安を払しょくすることができ、前向きに転職活動を進められたと思います。

初めは医療業界を受ける予定ではなかったのですが、古川さんからの提案がきっかけで新しい視野が開けました。実は親戚がカテーテルに助けられた経験があり、医療機器の製造を通じて人の命を救うこの仕事に強く惹かれました。

また、次は人のためになる仕事に就きたいと漠然と思っていましたが、実際に転職活動を始めるとなるとその想いを追求することに躊躇していました。
古川さんの提案の中で「そういった想いも、転職活動では大切です」と言ってくれ、自分の中にあった人のためになる仕事をしたいという気持ちに気づかされました。新しい挑戦に対する不安はありましたが、それ以上に人のために、人の命を救う仕事に携われる仕事に就いてみたいと思いA社を受けてみようと決めました。

ものづくりの仕事に戻りたいという想いから転職活動をはじめ、今回ご縁をいただいたＡ社での仕事は、生産技術として現場と一体となってものづくりに携わることができる点が非常に魅力的でした。さらに、人のためになる仕事、特に命を助けることに関わる仕事に就けることに感謝しています。

新しい職場でゆくゆくは、生産技術として「この分野なら彼に聞けば良い」と言われるようなエキスパートを目指していきたいです。一日中デスクに座っているより、製造現場に寄り添って共に仕事に取り組むような泥臭いスタッフとしていられるよう仕事に取り組みたいと思っています。

転職活動のことが右も左もわからなかった私にとって、アドバイザーはなくてはならない存在でした。年齢のことや経験のことなど、いろんな不安がある中で、一緒に考えてくれる相手がいるということはこんなにも心強いのかという印象です。

選考の進め方、サポートはもちろんですが、年齢の壁を取っ払って何度も励ましてくれたり不安を取り除いてくれ、転職成功という目標以上に、家族のように寄り添い頼りになる存在でした。私にとっては、私の人生を変えてくれた、一生忘れない記憶に残る人になりました。