転職した先で希望通りの活躍をするためには、企業のことや仕事内容について、前もって正しく把握しておくことが不可欠です。
しかし、どのような情報をどこから収集したらいいのかは迷うもの。
忙しく働きながら行う転職活動ではなおのこと、効率的に情報収集することが不可欠です。
ここでは、「求人募集のある企業情報」「興味のある企業の情報」「興味のある業界を俯瞰した情報」という3つの情報について、収集先・収集する際のポイントをご説明します。
求人募集のある企業はどこなのか、
どれだけあるのかを知りたいなら大手検索サイトを複数チェック
自分が望む仕事や職場環境について、世の中にどれだけ求人があるのか知りたいのであれば、まずは大手求人検索サイトを“複数”チェックしてください。
情報は頻繁に更新されるので、チェックした時点で期待した数の求人がなくても、がっかりすることはありません。
また、求人検索サイトに掲載されていない企業はたくさんあるので、気になる企業がある場合には求人の有無を個別で調べてみてください。
興味のある企業については、コーポレートサイト、新卒サイト、新聞・ニュースサイトをチェック
興味のある企業が絞れている場合には、まずコーポレートサイトを確認してください。
企業理念・経営方針・従業員数・売り上げ・組織図など、細かく載せている企業も多いので、企業の全体像が理解しやすくなります。
また、おすすめなのは新卒サイトです。設置されていない企業も多いですが、もしも新卒サイトがあるのなら要チェックです。
学生さん向けにつくられているので、企業の強みや社風がとても丁寧に説明されている上、先輩社員の声が載っているという特徴があります。
実際に働いている方が「企業のどこに魅力を感じているのか」「どのようにやりがいを見出しているのか」紹介されているので、自分が働いている姿と照らし合わせて検討することができます。
その他には、新聞やニュースサイトなどで、直近数ヶ月の間に取り上げられた内容をチェックすることも、企業が進む方向性を推し量るために有効な手段といえます。
面接対策に有効となる「業界を俯瞰した情報」などは、
転職エージェントの活用が近道
転職活動が進み面接対策という場面になると、希望する企業に関する「取引先や顧客の情報」や「同業他社の情報」を把握する必要が出てきます。
例えばモノづくりのメーカーであれば、「どのような製品をだれに対して販売しているのか」「競合している会社はどこなのか」といった内容です。
このような、業界を俯瞰して整理した内容、特に直近の動向などは、業界関係者が肌感覚で持っている側面が大きいため、業界関係者と直接やり取りしている転職エージェントから教えてもらうことが近道といえます。