無事内定をもらい転職活動が終了した後も、入社までに準備をしておかなければいけないことはありますよね。自身のキャリアや年収アップなどを叶えるための転職活動は、実はとても労力が必要です。だからこそ、転職活動の全てを成功してもらいたいと思います。
本記事を参考に、入社までに準備すること3つを押さえ、転職を成功へと導いてください。
目次
入社までに準備すること3つとは?
人材紹介会社を利用している方は転職エージェントに入社までに準備をしておいた方がよいことを企業へ確認してもらいましょう。また自身が企業と直接コンタクトをとっての転職活動の場合でも、事前に不安な点は解消できるように密に連絡をとっておくと良いです。
入社日までに準備ができなかった事柄も、いつまでなら準備ができるのか、期限はいつまでかなど、その後のフォローまで確認しておくと自身も企業もどちらもスムーズに入社日を迎えることができるでしょう。
【入社までに準備その①】企業への提出書類を準備しよう
入社日当日、必ず企業の採用担当者や上司となる方から書類や証明書等の提出を求められます。企業特有の書類も中にはあると思いますが、事前に準備できるものはしておくと、入社日に慌てなくて済むでしょう。今まで転職活動を経験している方でも、初めて転職活動をする方にも、改めてしっかりと確認しておいて欲しいことナンバーワンです。
▼必ず必要なもの
- ●年金手帳 または マイナンバーカード
- 厚生年金や健康保険組合の加入に必要です。
- ●源泉徴収票
- 入社した会社での年末12月に行われる年末調整時に必要です。
- ●雇用保険被保険者証
- 雇用保険加入に必要になります。
- ●給与口座振込み(通帳のコピー)
- 給与口座振込の確認に利用されます。
▼企業によって必要なもの
- ●離職票
- 離職されてお持ちの方は必要になる場合があります。
- ●住民票記載事項証明書
- 住民税支払いに伴う現住所の確認に利用する場合や同居の扶養家族確認に利用します。
- ●身元保証書
- ●健康診断書 または 健康告知書
- ●入社誓約書
【入社までに準備その②】服装と持ち物を確認しよう
入社日や日々出勤するときの服装の確認を事前にしておきましょう。
業界や職種、企業の雰囲気にもよって、さまざまな服装での業務スタイルがあるかと思います。スーツ、私服、また製造業に従事される方であれば支給される作業着や制服もあります。
作業着や制服がある場合は、事前に企業からサイズの確認もあるので、忘れずに返信をしましょう。
また、提出書類や証明書以外にも当日必要な持ち物があると思います。筆記用具や捺印用の印鑑はもちろん、企業によってそれぞれあるので事前に何が必要になるかを確認しましょう。
【入社までに準備その③】入社日と出勤日に注意!
入社前には必ず、●月●日●曜日の●時から出勤なのかを確認してください。必ずしも入社日と出勤日が同じになる訳ではないので、特に注意が必要です。
例えば4月1日が入社日だったとしても、1日が企業のお休みの日であれば出勤することはできません。休みが明けた4月2日から出勤の可能性があるため、「入社日」と「出勤日」の確認を怠らないようにしましょう。
そして、当日は出勤時間の10分前には必ず企業へと到着し、遅刻をしないように注意をしましょう。早めの行動を心掛けることが一番です。
入社までに意識をしておいた方がよいこと3つ
【入社までに意識その①】イメージトレーニング
転職活動時、応募をしていた企業の面接で、「どんな働き方をしていきたいですか?」などの質問があったかと思います。入社した後、自身のキャリアをどのように活かしていけるだろうか、未経験の場合はどんな風に知識を蓄えていこうか、などいろいろな回答をしたと思います。 だからこそ改めて内定をもらった企業にて、自分がどんな働き方をしていくかをイメージしておくと、今後のキャリアを築く一つの指標にもなるでしょう。
転職活動は転職することが目的ではありません。転職し新しい環境に身を置き、自身の叶えたい希望や今後のキャリアステップを積み上げていくことに意味があります。入社したことをゴールにするのではなく、スタートにすることを意識すると良いです。
また、入社前に参考書を読んだり情報を仕入れたりすることで、知識を蓄積しておくのも良いかもしれませんね。
【入社までに意識その②】体調管理に気を付けよう
入社日当日、体調不良で出勤できないことになったら、お互いに印象が悪くなってしまいます。ましてや体調が悪いまま出勤し、自身のスキルを発揮できなければストレスにもつながります。
2020年1月から世界をパニックに陥れた新型コロナウイルスの大きな影響もあり、体調管理はさらに厳しい目で見られるようになっています。入社日までには風邪はもちろん怪我もしないように、体調管理には気を付けて過ごしましょう。
※体調管理はしたけれど、当日体調が悪くなってしまった…
入社日までに体調管理に気を付けていたとしても、どうしてもコントロールできない部分はあります。体調不良だけでなく他の要因も発生する可能性もあるでしょう。
そんな時は慌てず落ち着いて、企業の担当者にしっかりと説明をしましょう。 嘘を付くことはせず、どうしようもない事情であることを伝えれば、企業も理解を示してくれることでしょう。
【入社までに意識その③】仕事の引継ぎは最後まで責任を持つ
新しい企業へ入社するまでの準備に気を取られがちですが、現職である企業での業務は最後まで責任を持って引継ぎを終わらせましょう。
あなたが今まで培ってきた経験や知識は、今後もその企業で成長していくことに変わりはありません。新たな環境へと足を踏み出すからこそ、やっておかなければいけないことですよね。すっきりとした気持ちで、退職をしましょう。
まとめ~転職活動を成功へ!~
入社までに準備すること3つと意識をしておいた方がよいこと3つを紹介しました。 この2つのポイントを押さえておけば、入社日は慌てずに出勤することができるでしょう。
転職活動が初めての方はもちろん、何度も転職活動を経験している方でも新しい会社での初日は緊張するものです。不安のないように事前にチェックをしておくことで、転職活動を成功へとつなげるようにしていきましょう。