ものづくりが盛んな東海地方において、製造業だけでなく水産業や観光関連などあらゆる産業で働き甲斐があるのは三重県です。
2016年の伊勢志摩サミットやF1グランプリで有名な鈴鹿サーキット、国賓も多数訪れる伊勢神宮など、日本において国内外でも注目度の高いのが「美し国(うましくに)」三重県といえます。
そんな三重県で働く魅力と製造業がおすすめの理由をここで解説していきます。
目次
製造業がとにかく盛んな三重県
小学校の社会で一度は耳にしたことがある三大工業地帯と太平洋ベルト。この中枢を担うのが中京工業地帯であり、三重県も該当しています。お隣の愛知県には世界のトヨタやデンソー、アイシン精機といった国内でも有数の大手企業が拠点を構えています。
しかしながら三重県も負けてはいません。大手企業の工場が進出し、産業3部門の就業者数の構成割合を比較すると、第2次産業では全国トップクラスを誇っています。三重県は電子部品・デバイス・電子回路、石油製品、化学工業、輸送機器具といった各種製造業が盛んです。
県民一人当たりにおける生産年齢人口出荷額では全国1位を誇り、製造品出荷額でも毎年全国トップクラスに入っています。これだけ製造業が盛んで働く工場が多いのも三重県の魅力の一つといえるでしょう。
参考:【Hello!とうけい】vol.238 工業統計から見た製造品出荷額等の上位市区町村を調べました
ものづくりのプロ集団は未経験も勤務OK
三重県の製造業が盛んなのは先述しましたが、現職が製造業の場合は即戦力の転職で働くことが可能です。現場の製造、生産技術、品質保証、生産管理、設計といったものづくりのプロたちが集う工場で働くことは大きなスキルアップを望めます。
もちろん若い人で製造業の現場が未経験の場合も心配ありません。多くの工場では未経験者が働くことを前提としていることもあり、ものづくりの現場では転職を経て新しいステージに挑戦する人を応援しているものです。
たとえ現場ではなくても製造業には営業や人事・労務といった各部門のスペシャリストが必須ですので、自分がやりたいこと、もしくは自分に適した職種を探すことが大切です。
◆四日市コンビナート
働くだけじゃない! 三重県に移住する魅力を3つのポイントで紹介!
三重県は製造業が盛んなだけではありません。三重県で働くのはもちろんのこと、移住するのも魅力的なものが一杯あります、ここでは3つのポイントを紹介していきます。
【三重県に移住する&働く魅力その①】疲れた身体を癒す美味しい食!
三重県は山と海に面しているため農業や漁業も盛んです。「美し国」といわれるだけあって、自然を愛する文化が産業に根付いています。三重県の代表的な食といえば、やはり松坂牛と伊勢海老が二枚看板といえます。この2つは観光でもないとなかなか食する機会がないともいえますが、それ以外にも三重県を代表する郷土料理があります。
桑名の蛤、四日市とんてき、津ぎょうざ、伊勢うどん、てこね寿司、大矢知そうめんなど、数え上げればきりがないくらい魅力満載の美味しい料理がたくさんあります。松坂牛に負けないほど高価な伊賀牛も絶品です。三重県ではうなぎも有名で、津市は国内消費量が多いことから、うなぎ料理店が多数軒並みあっています。
また、女性にも人気の和菓子では特に餅が美味しいと評判です。伊勢の赤福餅を始め、へんば餅、二軒茶屋餅、安永餅、おきん餅など観光のおみやげでも大人気を誇っています。
これだけ美味しい料理や食材がそろっていれば、仕事で疲れた身体を癒すにも最適です。三重県で働くことは、多くの食を楽しむ機会が増えるのも魅力といえます。
◆松坂牛
【三重県の移住する&働く魅力その②】気分転換に最適な観光スポットが多い!
三重県は住むのにも魅力的な観光スポットが多くあります。学生時代の修学旅行で伊勢志摩に訪れた人もいるでしょうが、県外からの観光地でも人気のスポットが満載なのが三重県の魅力にもなっています。
三重県を代表する伊勢神宮は、働く日々の疲れを忘れるくらい神秘的な空間を満喫できます。伊勢神宮の周辺にはおかげ横丁があり、各式高い昔ながらの町並みが再現されて常に多くの人で賑わっています。
熊野や鳥羽・志摩地方には山や海の自然を満喫でき、世界遺産の熊野古道や日本百景の観光スポットを身近に感じられるでしょう。桑名市にはナガシマリゾートがあり、絶叫マシンと大海水プールが人気のナガシマスパーランド、花と食のテーマパークのなばなの里が人気スポットとなっています。鈴鹿市にはレジャーランドの鈴鹿サーキットがあり、大人から子どもまで十分楽しめるスポットといえます。
働く毎日にはストレス解消となる気分転換が必要です。温泉も多い三重県では遊ぶに出かけるスポットが身近にあるのが魅力といえるでしょう。
◆熊野古道
【三重県の移住する&働く魅力その③】利便性の高さに注目!
三重県四日市市は県内最大規模の人口を誇り、いい部屋ネットの住みたい街ランキングで1位を獲得しています。同市の工業エリアは夜景も絶景のほか、全国屈指の巨大スーパーとして君臨するイオングループの発祥の地と知られており、イオンの店舗数も全国トップクラスで買い物にも不自由しません。
参考:いい部屋ネット 住みたい街ランキング2020<三重県版>
また、県内外の移動に関しても高速道路が充実し、名古屋・東京方面には伊勢湾岸道路(東名高速道路)、名古屋と伊勢をつなぐ東名阪道路、滋賀~京都から大阪、北陸方面に向かえる新名神高速道路など、三重県に移住しても自動車での移動に困ることはありません。さらに亀山市からは無料の自動車専用道路である名阪国道があり、奈良県天理市まで高速代を浮かして移動することが可能です。
もちろん、電車も充実しています。近鉄電車は名古屋から桑名、四日市、津、久居、伊勢、鳥羽、志摩、伊賀、名張と三重県内に100駅近くも存在しています。大阪にも直通の路線がありますので、名古屋―大阪間の大都市移動もスムーズといえるでしょう。
三重県で転職して移住する場合、家族がいる世帯は何かと心配が尽きません。三重県では移住する人を応援する「ええとこやんか三重」というサイトを開設しています。住宅に関する情報(空き家バンク・住宅助成など)や医療・子育て支援制度にも力を入れています。
大きい製造業の工場では託児所などの企業主導型保育に力を入れている企業もあるでしょうが、中小企業では正直難しいのが現状です。それでも知事を筆頭に三重県では40代~50代の市長も複数在任していることから、子育ての支援には預かり保育や一時保育、放課後児童クラブといった共働き世帯への不安を支援する取り組みが盛んに行われています。
移住すると言っても不便な環境では働き方にも影響が出てきます。マイカー移動や電車通勤、子育て世帯への取り組みなどの利便性の高さは魅力といえるでしょう。
参考:ええとこやんか三重
◆名港トリトン
まとめ~製造業が盛んな三重県で働こう~
2020年初頭から猛威を振るった新型コロナウイルスで製造業も大きなダメージを受けましたが、まだまだ三重県は製造業が盛んなので、実は多くの工場では人手不足で悩まされているのが現状です。しかしながら、一般の転職サイトや転職情報誌では、どの求人が優良企業で今の自分に適した製造業の職種があるのか働くまで不明瞭な方が多くいることでしょう。
また、自分で探すにもなかなか転職活動に時間を割けられない人も少なくありません。そこで、三重県の製造業で働くなら、専任のキャリアアドバイザーが親身になってサポートしてくれる、製造業に特化した転職支援サービスを活用してみてはいかがでしょうか。
愛知県の情報はこちら:ものづくり王国愛知の魅力を大公開|愛知で働く
岐阜県の情報はこちら:岐阜生まれが解説!岐阜県に移住・転職する6つの魅力
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