「私は文系だからエンジニアはなれない。」
「大学の時に理系を選んでればよかった。」
「未経験からエンジニアになれるの!?」
愛知県を中心にメーカー特化した転職支援/転職エージェントの[みらいキャリア]。文系出身の方からこんな言葉をたまにお聞きすることがあります。そんな、お悩みを抱えている方へ、文系出身者がモノ作りに関連する仕事へ転職したい!という希望を叶える為に、転職前に気を付けたいこと4つご紹介します。
目次
自己学習はしっかりと。あなた自身の覚悟も必要です。
文系出身者が、機械・電気設計職などの開発エンジニアへ転職を目指す場合、工業高校、専門学校、大学時の専攻に関連がない限りその選択は難関な道のりと言えます。
応募先での書類選考も苦戦することが予測され、また、面接でも「自動車の開発がしたいです!!」などと、熱く語るだけではカバーできない要素がどうしてもあるのが現実です。
では、そのカバー出来ない要素はなんなのか?
ズバリ、専門知識・技術と実務経験です。当たり前といえばそれまでですが、未経験から受け入れてくれる会社も、それはなんの努力もしていない「未経験者」ではなく自己努力している「未経験者」なのです。
では、なにから始めるのがいいのか? みらいキャリアのオススメはCADスクールやハローワーク主催の「職業訓練(ポリテクセンター)」に通う事をお勧め致します。機械・電気電子の入門書を読むことも必要ですが、実務は補えないので、CADスクールや職業訓練に通うことで、しっかりとCADに関しては初歩から学ぶ事で出来ますし、機械・電気関連の仕事のイメージを多少は掴めることが出来るでしょう。そしてなにより、経済的なリスクを取ることで、あなたの自信の覚悟も確認できます。
CADスクールで学ぶ際に注意したいのはCADの種類です。あなたが、もし転職先の業界をもし絞っているのならば、その業界で広く使われているCADを選択することが重要です。スクール側からも説明されるとは思いますので、ベストな選択をしてください。
参考までに、建築・土木関係でよく利用されるCADは[Jw_cad]や[AutoCAD]です。機械系の場合はCATIA、SolidWorks、NX、CereoParemetric(旧 Pro/Engneer)ですが、業界によって利用するCADが異なります。自動車関係はCATIA、NX、家電や精密機器関係はCereoParemetric、遊技機や民生品はSolidWorksが利用される傾向です。(※あくまで傾向であり会社毎によって異なります。)
また、愛知県名古屋市で受講可能なCADスクールは4社ほど確認できましたが、会社によっては受講できないCADもあるようです。事前にしっかりと説明を受けて確認しましょう。
但し、CADスクールがエンジニア職制のその全てを補えたわけではないことはよく理解をした方がよいしょう。CADスクールはあくまで「CAD」です。ドキュメント系ソフトでいうならばMircrosoftのWordみたいの扱いです。いくらワードが利用出来るからといって内容に実のない文章でしたら意味がありません。あくまで「CAD」は機械電気のエンジニア職種のツールに過ぎないことはしっかりと理解する必要があります。エンジニアでもCADを使用しない場合も多々あります。
職務経歴書をブラッシュアップ
中途採用の選考ステップは書類選考から始まります。そして、このステップがまずは第一関門となります。少しでも書類選考の通過率を上げるよう、エンジニア職向けに職務経歴書ブラッシュアップをしてみましょう!
盛り込むべきポイントは3つあります。
①なぜエンジニアなのか?
②自己学習した点を職務経歴書に記載しアピール。
③ハンデキャップを乗り越え、入社後の困難を自力で乗り越えることをアピール
①は動機形成に部分です。あなたは、そもそもなぜエンジニアになりたいですか? どんな過程を経てその考えに至ったのでしょうか? 漠然とした理由よりも、明確な理由を伝えた方が賢明です。「自動車が好きだから」。これだけでは物足りない。あなたの行動を裏付ける動機を記載し自己PRを記載しましょう。
②はCADスクールに通った経歴や職業訓練で学んだ内容など自己学習した経歴は必ず記載しましょう。その際には学校名、受講コース名、そして受講時間数も記載するとよいでしょう。また、スクールで学んだ事や、自分に足りない点など正直に表現し、今後は自己学習で補っていくことを前向きな表現で伝えましょう。
③未経験からの応募が前提ですが、あなたはすでにハンデキャップがあることを理解されてますか?
あなたと同じ年齢の同期社員は既に実務経験を身に付けて、その仕事で活躍しています。未経験から入社するあなたは既にハンデを背負っていることを認識することが重要です。そして、そのハンデをどうやって克服していきますか? 文系出身や未経験者からでも採用をする企業は「未経験なら誰でもいい」という採用ではございません。
企業が未経験から採用したい人物像は「未経験からの入社でも、そのハンデを乗り越え、近い将来活躍が期待できる人材」を未経験から採用したいと考えています。「未経験からの入社なので、教えて(教育)貰って当然」という考えでは、転職活動も厳しくなることでしょう。
モノづくりに携わるエンジニアの職種の理解と応募情報の見極め
開発・設計職や生産技術職は実務経験を求められる傾向がありますが、企業の採用事情によっては未経験から募集する場合もあります。もし、開発職を目指すなら粘り強い転職活動が必要です。また、自己学習(CADスクールや職業訓練など)は出来る限りの行うことが必要です。
生産管理や品質管理、サービスエンジニアなどは、文系・理系の枠を飛び越えて採用を行っている企業も増えてくる傾向が見受けられます。それらの職種は社内・社外との対人折衝が中心になる場面もありますので、コミュニケーション能力を活かした活躍も可能です。
エンジニアの仕事ってどんな仕事?
▼職種紹介
https://www.career-on.jp/occupation/
応募先を探す際にはその企業の求人情報をしっかりと確認することが必要です。求人情報に「文系出身者でも活躍」「未経験からの採用」など、過去の入社実績が表現されている場合もありますので参考になるでしょう。求人情報はインターネットの求人広告やハローワーク、紹介会社から案内される求人票の情報以外にも、企業HPで独自に採用ページが開設している企業が増えてきています。これらを参考にして応募先の企業を探して行きましょう。
また、選択肢として技術者派遣会社を選択することも視野に入れるとよいでしょう。技術者派遣の会社は未経験からのエンジニアを目指す為に、派遣会社内での研修体制が充実させた環境が整っているような会社も多く見受けられますので、検討する価値はあります。但し、会社によっては研修内容に隔たりがあったり、名ばかりの研修後に希望の仕事とはかけ離れた配属(派遣先へ)をする場合もあります。応募段階の時に配属までの流れを必ず確認するとよいでしょう。
転職エージェントに相談しながら転職活動をすること。
転職活動は孤独な活動です。友達や周囲に相談しても、あなたの気持ちは理解はしてくれますが、客観的な判断やアドバイスまで辿り着けないでしょう。
今回のケースでは「文系出身でエンジニアになる」というテーマです。あなたの身近な人になればなるほど、あなたのその前向きな気持ちを否定から始める人達かもしれません。
文系出身が選ぶエンジニアの種類は? 技術派遣会社の違いは?未経験でも採用の間口を広げているメーカーはあるの?
この質問対して回答を求めるには、転職エージェントに相談するのがベストでしょう。貴方の判断だけで物事を決める前には、一度は相談されることをお勧めします。
しかし、人材紹介会社・転職エージェントも会社やアドバイザーによっては特異な業界・職種がある反面、そのまた逆もあります。
愛知県・名古屋市を拠点おき、この東海エリアでメーカー・製造業に特化している「みらいキャリア」へお気軽にご相談くださいませ。エンジニア職の転職に精通しているアドバイザーが貴方の叶えたい仕事に対して誠心誠意でご対応致します。
▼みらいキャリアの転職支援サービスの強み
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